あの頃、AIは
こうだった。
新しいモデルが出た日、値段が下がった日、サービスが終わった日。生成AIの動きを、日付つきで積み上げている年表です。書き換えずに足していく記録なので、何年か経ってから「そういえばこの頃は、こうだったね」と振り返れるようにしています。
作成:ヨンサン(フォースプレイス)ホームページ(フォースプレイス)note(AI)note(不登校)SubstackX
いつ、何があったか
新しい順に並んでいます。分野でしぼり込めます。値段はとくに断りがなければ、文章は「100万トークンあたりの入力/出力(米ドル)」です。
この年表の約束ごと。一度書いた出来事は消しません。あとで誤りが分かったときも、元の記録は残したまま「訂正」として書き足します。そのときどきに、どう見えていたかも含めて歴史だと考えているためです。2025年以前は主な出来事だけを載せていて、細かい値動きの記録は2026年2月から始まっています。
202680件
10月
この月の空気軽量モデルがさらに安くなり(Haiku 5.5 は Haiku 4.5 の1/10)、最上位クラスが期限つきの $2/$10 で出てきた。出力を最大8倍速にする代わりに6倍の値段を取る「Ultrafast」階層が加わり、GPT-4o 系の終了予定も決まった。
- 動画動きGoogle
Gemini Omni Flash の動画単価が公式に — 約$0.10/秒
6/30のリリースから約3か月半、価格が出ていなかった。動画100万トークン $17.50(720pで約$0.10/秒)。Veo 3.1 Preview は 10/22 に終了。 - 文章値上げDeepSeek
V4.1-Flash の中身を更新 — IDも価格も据え置き
DeepSWE v1.1 が約77に。同日、自前の Search API / Fetch API(各 $0.75/1,000リクエスト)を開始。 - 音声登場OpenAI
GPT-Live API に prompt-to-voice と日本語を含む9音声
文章の説明から声を作れるようになった(声の作成は無料)。日本語は2音声(Harema・Shida)。 - 文章動きDeepSeek
DeepSeek が約5時間停止、直近1週間ぶんを返金
10/15 に API・Web・アプリが約4時間53分止まった。10/8〜10/14 の利用額を全額クレジットで自動返金。9月の「V4 Pro 終了→撤回」に続き、運営の揺れが目立つ月になった。 - 文章登場Meta
Muse Spark Open — 816B のオープンウェイト
独自の Muse Model License で公開。商用には条件がある。動かすには1TB以上のメモリが必要。 - 動画登場Kuaishou
Kling 4.0 を正式公開
最大30秒、4K・HDR、参照最大15点、ステレオ音声とリップシンク。APIの価格は未公表。 - 文章終了OpenAI
GPT-4o・GPT-4.1 系の終了を発表(2027/1/14)
ChatGPT公開の頃から使われてきた GPT-4o などが、2027年1月に API から消える。代替は gpt-6-luna。 - 文章登場Google
Gemini 4 Argon が一般提供 — 最上位クラスが $2/$10 で登場
$2 / $10 は11/30までの導入価格で、12/1から $4 / $20。「最上位は高い」という9月までの前提を崩す価格づけだが、期限つき。 - 文章登場Meta
Muse Wonder 1.0 — Meta が上位モデルを有料APIで出す
$4 / $20。上位版の Wonder Full はAPIがなく、月額契約でのみ使える。オープンウェイト路線から、有料の上位モデルへ軸足を広げた形。 - 文章動きCharacter.AI
Character.AI が連邦破産法11条を申請
対話型チャットボット創業5年で申請。Disney が知財のライセンス等で入札する案が報じられ、売却は11月下旬〜12月初旬の見込み(複数の報道)。 - 画像登場Alibaba
Qwen-Image-2.1-Turbo — 手元で動く小型の画像モデル
7B・8ステップで生成。APIは約$0.016/枚(第三者情報)。ウェイトは非商用ライセンスとされる。 - 文章登場OpenAI
GPT-6.1 Sol に Ultrafast 階層 — 出力が最大8倍速、ただし6倍の値段
$12 / $60(標準は $2 / $10)。別モデルではなくservice_tier=ultrafastで指定する。「速さを金で買う」料金の層が公式に加わった。 - 文章登場Anthropic
Claude Haiku 5.5 — 軽量モデルが Haiku 4.5 の1/10の価格表に
100Kトークンまでで入力 $1.00 → $0.10、出力 $5.00 → $0.50。新しいトークナイザーで実質の下げ幅は約75%とされる。同日、Sonnet 5.5 のキャッシュ読み取りも半額に。 - 画像値下げGoogle
Nano Banana 2.1 — 画像1枚のお値段が半分に
1K画像が $0.067 → $0.0336。参照画像14枚まで、縦横比1:4〜8:1に対応。旧モデルは非推奨に。 - 音楽訂正ElevenLabs
【訂正】ElevenLabs Music の API 単価は $0.15/分
これまで当ページ系列のレートカードに載せていた $0.80/分 は誤りで、公式のAPI料金ページでは $0.15/分(1回5分まで)。あわせて、Lyria の単価がこれまで再販経由の値だったことも訂正した。
9月
この月の空気動きがいちばん激しかった月。月初の72時間で主要4社が新モデルを出し、最上位は $10/$50 で並んだ。一方で中位は $2/$10 に各社が集まり、値段では差がつかなくなった。音声(GPT-Live、Gemini Live・TTS)が一気に動き、Sora の API が終わった。
- 文章登場OpenAI
GPT-6.1 Sol リリース(DevDay 2026)— 同じ値段で、Astra に近づいた
$2.00 / $10.00(272K超は $4 / $15)。キャッシュ入力 $0.20 → $0.10(GPT-6 Sol 比で半分、通常入力の95%引き)。モデルIDgpt-6.1-sol。
コーディング特化で、DeepSWE v1.1 は GPT-6 Astra と同点・GPT-6 Sol より6.4ポイント上。AutomationBench は Opus 5.5 を2.2ポイント上回り、OSWorld 2.0 は Astra に2.1ポイント差。Terminal-Bench Science の1タスク平均は $5.47(Opus 5.5 $23.21、Astra $23.80)。
同じ DevDay では、常時動くエージェント「dots」(GPT-6 Astra で動く)、共有空間 ChatGPT Space、Agents API のパブリックβ、Codex のクラウド化、月$500の ChatGPT Pro(あわせて Pro 200 の利用枠は縮小)など、25件の発表があった。出力が最大8倍速い Ultrafast 版は「数日中」とされる。 - 文章登場Anthropic
Claude Sonnet 5.5 リリース — Sonnet 5 と同額
$2.00 / $10.00(据え置き)。キャッシュ読み取り$0.20、書き込み$2.50。出力は30%以上速く、1タスクあたり最大30%安い(Anthropic の測定)。Terminal-Bench 4.0 は70.6。18:03 UTC に Claude API・Amazon Bedrock・Google Cloud・Microsoft Foundry で同時公開。
9/22 に「Sonnet 5.5 と Haiku 5.5 は数週間のうちに」と予告されていたうちの1本目。Haiku 5.5 は 10/1 時点でまだ出ていない。 - 文章見送りOpenAI
GPT-6.1 Astra の公開を見送り
10月に予定されていた最上位モデル GPT-6.1 Astra を出さないと発表。安全性の試験を通らなかった(指示された範囲と権限の中にとどまれなかった)ことを理由にしている。最上位は GPT-6 Astra($10/$50)のまま。 - 動画終了OpenAI
Sora 2 のAPIが終了 — 前回までの「3/24に終了」は誤り
Sora 2 の API が本日 2026-09-24 で終了する。アプリ・Web は4/26に終了済みで、3/24 は開発者への告知日だった。前回までは3/24を終了日として載せていたので訂正した。
OpenAI は後継を示していない。動画の乗り換え先としては Veo 3.1(音声込み)、Kling、Hailuo、Seedance が挙がっている。データの書き出し期限は「条件付き」とされ、猶予は当てにしないほうがよい。 - 音声登場Google
Gemini 3.8 Flash TTS リリース — 音声出力が半額以下、声の複製に対応
テキスト入力 $1.00 → $0.50、音声出力 $20.00 → $9.00(100万トークンあたり、3.1 Flash TTS 比)。1時間の読み上げでおよそ$0.81。
30秒ほどの音声から声を複製できる Voice Replication と、文章で声を作る Voice Design に対応。既製の声は30種、130言語。1回の依頼で話者は2人まで。AI Studio には無料枠、Batch は約半額、Priority は1.8倍。
2027-01-01 に倍($1.00 / $18.00)。
前回9/24の更新では取りこぼしていた。 - 文章値下げOpenAI
GPT-6 Sol / GPT-6 Luna リリース — 半額の恒久価格
GPT-6 Sol (GPT-5.6 Sol $4 / $20) → $2.00 / $10.00(キャッシュ入力$0.20、書き込み$2.50)。
GPT-6 Luna (GPT-5.6 Luna $0.20 / $1.20) → $0.10 / $0.50(キャッシュ入力$0.01)。
どちらも促販ではなく恒久価格。モデルIDはgpt-6-solとgpt-6-luna、コンテキスト1.05M・出力128K、272K超は入力2倍・出力1.5倍。Batch/Flexは半額、Fastは倍額。effortは none / low / medium / high / xhigh / max の6段階。
GPT-6 Astra は $10 / $50 のまま据え置き。GPT-5.6 系(Sol / Terra / Luna)は廃止の予定が出ていないので併売が続く。
性能は「賢さは同等、コストが半分」という位置づけで、DeepSWE と OSWorld では GPT-5.6 Sol のほうが最高点は上。AutomationBench では GPT-6 Sol(xhigh)が33.2%を1タスク約$0.27で出している。ChatGPT では Plus / Pro / Business / Enterprise / Education に順次、Free と Go は Luna をデスクトップアプリで使える。
公開日について:大半の報道は 9/22 だが、9/23 とする記事も1件あった。複数の一次寄りの報道(VentureBeat、MarkTechPost、digitalapplied)に合わせて 9/22 とした。 - 文章値下げAnthropic
Claude Opus 5.5 リリース — 20%値下げ、キャッシュは60%減
Opus 5 $5 / $25 → $4.00 / $20.00(-20%)。キャッシュ読み取り $0.50 → $0.20(-60%)、キャッシュ書き込み $6.25 → $5(-20%)。Batchで $2 / $10。
モデルIDclaude-opus-5-5、1Mコンテキスト、出力128K(Message Batches の beta では300K)、知識は2026/6まで。Fast モード(Claude API のみ・研究プレビュー)は約2.5倍の出力速度で価格は2倍。AWS・Google Cloud・Microsoft でも利用可。
Anthropic は「典型的な作業で約40%安い」と説明するが、この数字は Opus 5 の high と Opus 5.5 の medium(新しい既定)の比較で、モデルを替えるだけなら単価の20%減。
Terminal-Bench 4.0 は 66.4(Fable 5.1 は 55.8)、FrontierCode v1.1 Main は 54.4(同50.3)。一方 GPT-6 Astra には AutomationBench と Terminal-Bench-Science で及ばない。
移行時の注意(Opus 5 のコードがエラーになる箇所):思考をオフにできない(adaptive thinking が常時オン、effort で調整)/forced tool use がエラーになる/思考ブロックがモデルと会話の状態に紐づく/旧 computer-use ツールは拒否される。
Sonnet 5.5 と Haiku 5.5 は「数週間のうちに」出ると予告されている。 - 文章動きAlibaba
Qwen 4 を発表(Yunqi 2026)— 価格・提供日はまだない
Qwen 4 Max(旗艦)、Qwen 4 Plus(中位)、Qwen 4 Flash(高スループット)、Qwen 4 27B(オープンウェイトの手元用)の4段構えがステージ上で予告された。
ただしモデルカード・APIの識別子・価格・提供日・スコアはいずれも未公表で、まだ学習中とされる。27B の重みは公開が約束されているのみ。表には入れていない。いま実際に使えるのは Qwen3.8-Max(8/3・$2/$6)と Qwen3.8 Flash(8/26・$0.14/$0.42)。 - 文章登場xAI(SpaceXAI)
Grok 4.7 リリース — 4.6 と同額
$2 / $6(200K超は $4 / $12、キャッシュ入力$0.50 / $1)。4.6 から価格据え置き。コンテキスト500K、入力はテキストと画像・出力はテキスト、モデルIDgrok-4.7、推論は low〜xhigh の4段階。
新しい大きな基礎モデルで、数時間かかる作業向けの強化学習を長く回している。xAI 自己測定では DeepSWE v1.1 が71.0%、CursorBench 4.0 は46.3%(Fable 5.1 の51.8%に届かない)。
倍額の Fast 版(4.7 Fast)は Cursor と Grok Build 経由のみで、公開APIでは使えない。200Kを超えるとその時点で単価が倍になるため、長く続くコーディング作業では実額が大きく振れる。 - 音声登場Google
Gemini 3.8 Live リリース — 音声対話がもう一段安く
モデルはgemini-3.8-live(大量の会話向け)とgemini-3.8-live-extended-thinking(複数段の推論つき)の2本。音声入力 $0.005 / 分・音声出力 $0.018 / 分で、1会話分あたり約2.3セント。
97言語に対応し会話の途中で切り替えられる、日本語も含む、とされる(二次情報)。最初の音声まで約1.18秒、視覚入力もほぼリアルタイム、バックグラウンドでツール呼び出しを回しながら会話を続けられる。全出力に SynthID の透かし。
未確認:extended-thinking 版の単価。また3.1 Flash Live と数字が完全に同じで、値上げ・値下げなしの世代交代なのか、二次情報が旧世代の数字を書いているのかは切り分けられていない。 - 文章訂正DeepSeek
V4 Pro の提供終了は撤回された — 前回の記載を訂正
9/10に告知されていた「9/14正午(北京時間)で V4 Pro を終了し、deepseek-v4-pro宛のリクエストは V4.1-Flash が処理する」という措置は、実施前に撤回された。
DeepSeek は変更ログで「利用者の要望を受け、2026-09-14 以降も V4 Pro のAPI提供を継続する。課金方法も変更しない」と述べている。V4 Pro の単価は $0.66 / $1.98(オフピーク $0.66/$1.32・ピーク $1.98/$3.96)のまま据え置き。
前回9/13の更新時点では、撤回前の告知にもとづく記述を載せていた。今回それを訂正した。
なお別枠で廃止されたものがある。旧名deepseek-v4-flashとdeepseek-v4-flash-vision-expは提供終了となり、これらへのリクエストは V4.1-Flash が処理してFlash単価で課金される。V4 Pro とは別の話なので混同しないこと。 - 文章登場Sakana AI
Fugu Max / Fugu Ultra v2.0 リリース — 日本の会社が単価表に入った
Fugu Max $2.00 / $6.00、Fugu Ultra v2.0 $5.00 / $30.00(272Kトークンを超えると $10 / $45)。
この2つはひとつのモデルではなく、仕事を他社のモデルへ振り分けて、返ってきた答えをまとめ直す「オーケストレーター」。Max は払った金額あたりの結果を、Ultra v2.0 は手数の多い難問での正答を狙う。
Sakana は Fugu Max について、Sonnet 5 と Kimi K3 の出力単価を40〜60%下回ると説明している。 - 音声登場OpenAI
GPT-Live-1 がAPIで使えるようになった — 表示は $0.05/分、実額はそれだけでは終わらない
$0.05 / 分(秒単位の課金、切り上げなし)。7/8にChatGPTアプリ側で先に公開されていたものが、9/10にAPIへ降りてきた。
中身は聞きながら話せる(全二重)方式で、途中で割り込んでも会話が続く。GPT-Realtime-2.1 比で Full Duplex Bench が30ポイント改善、応答の間合いは1.41秒→0.798秒、Tau3 Voice Intelligence のタスク成功率は45.7%→86.2%。
注意すべきは課金の範囲。① $0.05/分は「聞いて話す層」だけで、考える部分は GPT-6 Astra や GPT-5.6 Luna など別のモデルへ渡され、そのトークンが別料金になる。10分の通話でLunaなら約$0.51、Astraなら約$0.86。② 利用者が黙っている時間も、裏で処理している時間も、同じ単価で課金される。
エンドポイントはv1/live/sessions、コンテキスト128K(9割に達すると8,192トークンぶんの要約へ引き継ぐ)、指示文は16,384トークンまで、知識は2025-07-31まで。音声は12種だが、公開された一覧は英語圏(豪・英・愛・北米・米南部)とブラジルポルトガル語・フィリピン系で、日本語の記載はない。
mini はChatGPT無料プラン向けで、APIには mini がない。従来の gpt-realtime-2.1 は据え置きで併売(音声入力$32 / キャッシュ$0.40 / 出力$64 per 100万トークン)。 - 文章登場DeepSeek
V4.1-Flash リリース
オフピーク $0.15 / $0.60、ピークはその倍の $0.30 / $1.20。キャッシュヒットは$0.003(ピーク$0.006)。
552B MoE で実働は入力8B・出力16B、画像入力に対応、ウェイトはMITライセンスで公開。
リリース時は「9/14からV4 Pro宛もこのモデルが処理する」と告知されたが、この措置は実施前に撤回された(下の9/14の項)。 - 文章終了Zhipu
GLM-5.3-Flash の50%促販が終了 — 定価に戻った
$0.075 / $0.25 → $0.15 / $0.50 シンガポール時間 9/9 24:00 で終了。Z.ai の価格ページも定価表示に戻っている。 - 画像登場OpenAI
GPT Image 2.5 リリース — Flare と Sunburst の2本立て
モデルIDはgpt-image-2.5-flareとgpt-image-2.5-sunburst。Flare は速さ重視の量産向け、Sunburst は編集の精度重視。単価は2本とも同じ。
公式はトークン課金で、テキスト入力$5.00 / 画像入力$8.00 / 画像出力$30.00(per 100万トークン)。キャッシュはテキスト$1.25、画像$2.00。
1枚あたりに直すと、再販経路の実売で 1K $0.25 / 2K $0.30 / 4K $0.60 あたり。生成と、参照画像の編集の両方に対応する。 - 音楽登場Google
Lyria 3.5 — 歌つきの曲を1曲まるごと、API で $0.08
Gemini アプリと Gemini API に同日登場。ボーカルと曲の構成が強化され、44.1kHz のステレオで出力される。API は1曲 $0.08 の定額で、文章に加えて画像も入力にできる。ElevenLabs や Stable Audio に続き、大手が公式の従量APIで音楽に本腰を入れた形。 - 文章登場OpenAI
GPT-6 Astra リリース — 新しい最上位の段
$10.00 / $50.00(キャッシュ入力$1.00、書き込み$12.50)。コンテキスト1M、モデルIDgpt-6-astra。Batch と Flex は半額、Fast モードは倍額。従来の最上位 GPT-5.6 Sol($5 / $30)の上に乗る形で、入力2倍・出力1.7倍。提供はサイバーセキュリティ企業向けの Daybreak から順次。 - 文章登場Google
Gemini 3.8 Flash リリース — 同額で性能だけ上げた
$0.75 / $3.75。3.7 Flash と同額のまま、公開されたベンチマークすべてで上回った。導入価格は2026-12-31まで、2027-01-01に倍($1.50/$7.50)。Batch と Flex は半額、Priority は1.8倍。審査制の Cyber 版(Fairwind Program)も同日。 - 文章登場Meta
Muse Spark 1.3 リリース
混合単価でおよそ $0.10。1.2 の $1.25 / $4.25 から大幅に下げてきた。入出力を分けた単価は未公表。 - 文章値下げAnthropic
Fable 5.1 / Mythos 5.1 — キャッシュを75%引き下げ
本体は $10 / $50 で据え置き。動いたのはキャッシュで、
読み取り $1.00 → $0.25(-75%)。書き込みは5分$12.50 / 1時間$20。Batchで$5/$25。
Fable 5.1 のキャッシュ読み取りは入力単価の 0.025倍。他のClaudeは一律0.1倍なので、この機種だけ別扱いになっている。
Terminal-Bench-Science は 52.6(Fable 5 は 24.7)。Mythos 5.1 は審査プログラム経由の限定公開。
8月
この月の空気値上げと値下げが入り混じった月。DeepSeek は時間帯別課金で実質値上げ、Anthropic は Sonnet 5 の値上げを取り消した。MiniMax は音楽APIの新規受付を止めた。
- 文章登場Zhipu
GLM-5.3-Flash リリース
定価 $0.15 / $0.50。2026-09-09 まで50%引きの $0.075 / $0.25。Intelligence Index 57、促販価格だと1タスク約$0.045。 - 動画登場Alibaba
Wan 3.0 リリース — 資料から動画を作る
$0.05 / $0.10 / $0.20 per秒(480p / 720p / 1080p)。2〜30秒。30秒1080pで$6、失敗した生成は課金されない。
Omni-Reference がこのモデルの目玉で、テキスト・画像・音声・動画に加えてドキュメント、表計算、スライド、PDF、Webページを入力として受け取り、そこから動画を組み立てる。8/6のパブリックβ以降、短編ドラマ・広告・観光PR・MV制作で実運用されている。 - 文章登場DeepSeek
V4 Flash Vision(Experimental)リリース
画像入力に対応。料金は V4 Flash と同額(オフピーク $0.22 / $0.66)。コンテキスト1M、出力上限384,000トークン。 - 音楽終了MiniMax
音楽・歌詞APIの新規受付を停止
新規は申し込めなくなった。既存の有料利用者のみ継続可。無料API(music-3.0-freeほか)は廃止。新規は MiniMax Audio アプリか、Hugging Face のオープンウェイトへ誘導される。
直前の 8/13 に Music 3.0 をリリースし、ウェイトを公開したうえでの措置。 - 文章値上げDeepSeek
値上げして時間帯別課金へ移行
16:00 UTC より、固定単価をやめてピーク/オフピークの2本立てに。
V4-Pro $0.435 / $0.87 → オフピーク $0.66 / $1.98、ピーク $1.32 / $3.96
V4-Flash $0.14 / $0.28 → オフピーク $0.22 / $0.66、ピーク $0.44 / $1.32
ピークは UTC 01:00–04:00 と 06:00–10:00(=日本時間 10:00–13:00 と 15:00–19:00)の計7時間。残り17時間がオフピークで、ピークの半額。
5月の75%値下げぶんを一部戻した形。これにより入力単価の最安は GPT-5.6 Luna($0.20)に移った。 - 文章登場Google
Gemini 3.7 Flash リリース
導入価格 $0.75 / $3.75(2026-12-31まで)。1Mコンテキスト、出力上限64,000トークン、キャッシュ入力$0.075。3.6 Flash のわずか23日後の投入。 - 文章登場xAI
Grok 4.6 リリース
$2 / $6(200K超で $4/$12、キャッシュ入力$0.50)。4.5から価格据え置き。コンテキスト500K、知識は2026/2まで。推論の深さを4段階(low / medium / high / xhigh)から選べるようになった。Artificial Analysis指数61で、GPT-5.6 Sol と同点、Claude Fable 5 の1点差につけている。 - 文章動きAnthropic
Claude Opus 5 アップデート
推論速度と科学研究能力の改善。価格変更なし($5/$25)。 - 画像登場ByteDance
Seedream 5.0 Pro リリース
画像生成+編集。$0.045(2.36MPまで)/ $0.09(超過)。参照画像は1枚目が無料、追加$0.003/枚。マルチ参照フュージョン対応。Lite版もあり。 - 文章動きAnthropic
Claude Sonnet 5 の値上げが中止に
9/1から $3 / $15 へ50%値上げの予定だったが取り消され、$2 / $10 が恒久価格になった。これで中位帯は Terra・Sonnet 5・Gemini 3.1 Pro が入力$2で並んだ。 - 動画登場ByteDance
Seedance 2.5 の開発者API公開
モデル自体は7/31リリース。最長30秒を音声込みで一発生成、参照は画像30枚・動画10本・音声10本、タイムスタンプ単位の編集。BytePlusで5秒1080pが$2.843(約$0.57/秒)。公式APIのネイティブ出力は480p/720pまでで、リセラーの1080p・4Kはアップスケール。
7月
この月の空気新世代がそろい踏みした月。GPT-5.6、Claude Opus 5、Kimi K3、Grok 4.5 が相次ぎ、OpenAI は下位モデルを最大80%値下げした。
- 動画登場MiniMax
H3(Hailuo 3.0)リリース
$0.13/秒(2K・1440p・24fps)。omni-modalで音声を同時生成。768pティアは価格表にあるがクローズドβ。 - 文章値下げOpenAI
下位2ティアを値下げ
Luna $1.00 / $6.00 → $0.20 / $1.20(-80%)
Terra $2.50 / $15.00 → $2.00 / $12.00(-20%)
フラッグシップの Sol は据え置き。これで主流LLMの入力単価の下限が $0.20 になった。 - 文章登場Anthropic
Claude Opus 5 リリース
$5 / $25。Opus 4.5 から5世代連続で同額据え置き。1Mコンテキスト、5段階の effort ダイヤル。 - 文章登場Google
Gemini 3.6 Flash ほか3モデル同時リリース
3.6 Flash $1.50 / $7.50(3.5 Flash の出力 $9.00 から値下げ、出力トークンも17%削減)、3.5 Flash-Lite $0.30 / $2.50。このときも 3.5 Pro は出なかった。 - 文章登場Moonshot
Kimi K3 — 中身が公開されたモデルで過去最大
2.8兆パラメータ。重みは 7/27 に公開された。 - 文章登場Meta
Muse Spark 1.1 リリース — 初の有料開発者API
$1.25 / $4.25、1Mコンテキスト、$20の無料クレジット。Meta Model API が米国開発者向けにパブリックプレビュー開始。「OpenAI/Anthropicの約25%」と説明されている。 - 文章登場xAI
Grok 4.5 リリース
$2 / $6(200K超で $4/$12)。500Kコンテキスト。Opus級だが Batch割引の対象外。 - 文章登場OpenAI
GPT-5.6(Sol / Terra / Luna)
太陽・地球・月の名前がそのまま大きさの順番になった3段構え。 - 音声登場OpenAI
GPT-Live が ChatGPT で使えるように
聞きながら話せる(全二重)音声会話。無料プランは mini、有料プランは通常版。API は 9/10 から。 - 音楽動きSuno
Suno が開発者API の提携プログラムを発表(招待制)
公式APIを持たなかった Suno が、選んだ提携先にだけ API を渡す計画を発表した。料金も開始時期も未発表。6月には4億ドルの資金調達と評価額54億ドルが報じられていた。
6月
この月の空気最上位モデル(Mythos 5 / Fable 5)が半額以下の $10/$50 になり、以降これが「最上位の値段」として定着する。
- 動画登場Google
Gemini Omni Flash リリース
テキスト・画像・動画を統合する world model 型。従量APIの単価は2026-08-25時点でも未公表。 - 文章登場Anthropic
Claude Sonnet 5
ふだん使いの主力。9月に $3/$15 へ値上げの予定があったが、8/10 に取り消された。 - 文章登場Zhipu
GLM-5.2 リリース
$1.40 / $4.40。744B MoE、1Mコンテキスト、キャッシュ入力$0.26。 - 文章値下げAnthropic
Claude Mythos 5 リリース — 半額以下へ
Mythos Preview $25 / $125 → Mythos 5 $10 / $50。公開版の Fable 5 も同額。
5月
この月の空気DeepSeek が最上位モデルを75%値下げし、xAI は Grok の旧世代をまとめて退役させた。Google I/O で Gemini Omni が発表された。
- 文章終了xAI
Grok 4 / Grok 3 系をまとめて退役
リクエストは現行モデルへリダイレクト。Grok 4($3/$15)、Grok 4.1 Fast($0.20/$0.50)はこの時点で消えた。以降の現行は 4.5 と 4.3。 - 文章値下げDeepSeek
V4 Pro を約75%値下げ
$1.74 / $3.48 → $0.435 / $0.87、キャッシュ入力も1/10へ。「恒久的」とされたが、3ヶ月後の8/16に時間帯別課金へ移行して実質的に一部戻された。(値下げ日を5/31とする情報もある) - 文章動きGoogle
I/O で Gemini Omni と 3.5 Pro を発表
Omni は6/30に Flash 版がリリースされたが、3.5 Pro は8/25時点でも未リリース。6月・7月中旬・8月初旬と3回目標を逃しており、モデルID・価格・日付いずれも未定。
4月
この月の空気GPT Image 2 で「日本語の文字が崩れない画像」が当たり前になり始めた。Meta が無料公開路線から有料へ転じた。
- 動画終了OpenAI
Sora のアプリと Web が終了
API だけは 9/24 まで残った。 - 文章登場DeepSeek
DeepSeek V4 Pro
最上位でありながら、他社の軽量モデル並みの価格帯で出た。 - 画像登場OpenAI
GPT Image 2 リリース
日本語テキストの再現度が高く、まとめ画像・インフォグラフィック用途で評価されている。 - 文章登場Meta
Muse Spark — Meta が有料路線へ
Meta Superintelligence Labs の最初のモデル。無料公開の Llama 路線から有料へ舵を切った。 - 画像登場Stability AI
Stable Diffusion 4
2022年以来はじめて根本の設計を作り直した世代。 - 音楽登場ElevenLabs
ElevenMusic の単体アプリ
「100%ライセンスを受けたデータで学習」を掲げる音楽生成。
3月
この月の空気OpenAI が Sora の終了を告知した。Anthropic はキャッシュの既定の有効期限を1時間から5分に縮めた。
- 動画終了OpenAI
Sora 2 の終了を告知(二段階で終了)
開発者へ告知。アプリ・Web は4/26に終了、API は9/24に終了という二段構え。動画生成の勢力図が Seedance・Veo・Kling へ移る契機になった。
訂正:この項目は以前「3/24 提供終了」と書いていた。3/24 は告知日で、終了日ではなかった。 - 画像登場Midjourney
Midjourney V8 Alpha
4月に V8.1、6月から V8.1 が標準に。描画が5倍速くなり2K出力に対応した。 - 文章登場Zhipu
GLM-5-Turbo リリース
$1.20 / $4.00。GLM-5.2 とは別系統の速度重視版。 - 文章動きAnthropic
プロンプトキャッシュの既定TTLを短縮
1時間 → 5分。告知が目立たなかったため、これ以前の記事は1時間と書いてある。
2月
この月の空気動画の首位が入れ替わった(Seedance 2.0)。画像は Nano Banana 2 で、Pro 級の品質が3分の1の値段になった。SpaceX が xAI を買収。
- 動画登場ByteDance
Seedance 2.0 リリース
3/5に価格公表、約$0.14/秒。Artificial Analysis の動画ランキング首位に立った。 - 文章動きSpaceX
SpaceX が xAI を買収
xAI は SpaceX の一部門「SpaceXAI」になった。 - 画像登場Google
Nano Banana 2 リリース
$0.067/1K画像。Nano Banana Pro の1/3の価格でPro級の品質、出力3〜5秒、4Kネイティブ。 - 動画登場Kuaishou
Kling 3.0 リリース
ネイティブ4K・60fps・15秒・多言語リップシンク。6月中旬に Turbo 版を追加。
1月
この月の空気中国のAI企業が上場し、画像では手元で動く軽量モデルが出た。
- 文章動きZhipu
Zhipu(Z.ai)が香港で上場
時価総額はおよそ66億ドル。中国のAI企業としては珍しく上場企業の財務基盤を持つことになった。 - 画像登場Black Forest Labs
FLUX.2 Klein 4B — 自由に使える軽量版
自分の環境で動かしたい人に選ばれている。
202523件
この年の空気「安さ」の衝撃と「任せる」道具の年。DeepSeek が値段の常識を揺さぶって株価まで動かし、Claude Code のように作業そのものをAIに頼む道具が広がった。画像ではジブリ風とフィギュア風が世界的に流行し、Veo 3 と Sora 2 で動画は音声つきが当たり前になった。
11月
- 画像登場Black Forest Labs
FLUX.2 系が登場
FLUX.1 から旗艦を引き継いだ。 - 文章値下げAnthropic
Claude Opus 4.5 — 最上位が3分の1の値段に
Opus 4.1 $15 / $75 → $5 / $25。以降、Opus 5 まで5世代この値段が続く。 - 画像登場Google
Nano Banana Pro(Gemini 3 Pro Image)
人物の写実性と文字の重ね方で評価され、日本語の文字も崩れにくい画像生成として定着した。 - 文章登場Google
Gemini 3 Pro
再び各種の評価で首位に立った。 - 文章登場OpenAI
GPT-5.1
GPT-5 の改良版。
10月
- 文章登場Anthropic
Claude Haiku 4.5
速さを重視した軽量モデル。2026年10月時点でもまだこれが Haiku の現行版。
9月
- 動画登場OpenAI
Sora 2 と Sora アプリ
音声つきの動画を作って共有する SNS 型のアプリとして公開され、短期間で大きく広まった。一方で、日本のアニメなど既存作品の画風や登場人物の無断利用が問題になり、著作権をめぐる議論が強まった。2026年3月に終了が告知される。
8月
- 音楽登場ElevenLabs
音楽生成へ参入
音声で地位を築いた ElevenLabs が音楽へ。学習データを正規にライセンスしていると明記した。 - 画像登場Google
Nano Banana(Gemini 2.5 Flash Image)— フィギュア風画像が大流行
匿名で評価サイトに現れて「ナノバナナ」の名前で話題になり、正式発表後は自分の写真をフィギュア風にする使い方が世界中で流行した。人物の顔を崩さずに編集できることが評価された。 - 文章登場OpenAI
GPT-5
速く答えるか、じっくり考えるかを自動で切り替える形になった。API は $1.25 / $10。旧モデルが選べなくなったことに反発が起き、すぐに一部を戻した。
7月
- 文章登場Moonshot
Kimi K2 — 中身公開の大型モデル
1兆パラメータの中身公開モデル。中国勢の中身公開モデルが最前線に並ぶ流れを決定づけた。 - 文章登場xAI
Grok 4
xAI が「世界でいちばん賢いAI」と打ち出して公開した。
5月
- 文章登場Anthropic
Claude 4(Opus 4 / Sonnet 4)と Claude Code 正式版
長時間の作業を任せられるモデルとして出た。Claude Code もここで正式公開になり、年末にかけて一気に広まる。 - 動画登場Google
Veo 3 — 映像と音声を同時に作る
セリフ・効果音・環境音まで一緒に作れる動画生成として大きな話題に。「AIの動画はもう見分けられない」と言われ始めた。
4月
- 文章登場OpenAI
o3 / o4-mini
考えながら画像を読んだり検索したりできる推論モデル。 - 文章動きMeta
Llama 4 の評価をめぐる問題
順位を測るテストに未公開の特別版を使っていたことが問題になり、無料公開路線の Llama は信用を落とした。Meta はこの後、体制を作り直す。
3月
- 画像登場OpenAI
GPT-4o の画像生成 —「ジブリ風」が世界中にあふれる
ChatGPT で写真を「ジブリ風」に変える使い方が爆発的に流行し、アクセス集中で制限がかかるほどだった。画風と著作権をめぐる議論も起きた。画像の中の文字がきちんと描けるようになったのもここから。 - 文章登場Google
Gemini 2.5 Pro
各種の評価で首位に立ち、Google が性能で追いついたと受け止められた。
2月
- 文章登場OpenAI
GPT-4.5
OpenAI 最大級のモデルとして出たが、値段の高さ($75 / $150)に比べて伸びが小さいと受け止められ、数か月で提供終了が告げられた。 - 文章登場Anthropic
Claude Code 公開
ターミナルから普通の言葉で開発作業を頼めるツール。2025年末から2026年はじめにかけて一気に広まり、2026年にはスタートアップの4社に3社が使っているという調査も出た。 - 文章登場xAI
Grok 3
大規模な計算資源で学習した、と前面に出して公開された。
1月
- 文章動きDeepSeek
「DeepSeek ショック」— NVIDIA 株が1日で約17%下落
R1 のアプリが米国のアプリストアで1位になり、「AIに巨額の投資は本当に必要なのか」という疑問から、半導体株が大きく売られた。 - 文章値下げDeepSeek
DeepSeek R1 — 「AIはこんなに高いものなのか」を問い直させた
性能の近いモデルを桁違いに安く出し、投資家やクラウド企業の計算を狂わせたとまで言われた。「じっくり考える」系統の火付け役にもなった。
202417件
この年の空気「見せる」AIの年。2月の Sora の発表が世界を驚かせ、Kling・Runway・Luma と動画生成が一気に広がった。音楽は Suno と Udio、声は GPT-4o。9月の o1 で「考えてから答える」AIが始まった。
12月
- 文章登場DeepSeek
DeepSeek V3 — 学習費は約560万ドル
GPT-4o 級の性能を、桁違いに少ない学習費で作ったと発表。API も $0.27 / $1.10 と破格で、翌月の R1 で世界的な騒ぎになる。 - 文章登場Google
Gemini 2.0
AIが自分で手順を進める「エージェント」を前面に打ち出した。 - 動画登場OpenAI
Sora 一般公開
2月の発表から約10か月。ChatGPT の有料プランで使えるようになった。
9月
- 文章登場OpenAI
o1 — 考えてから答えるAI
答える前に時間をかけて考える「推論モデル」の始まり。数学やプログラミングの難問で大きく成績を伸ばし、以降各社がこの方式を追いかけた。
8月
- 画像登場Black Forest Labs
FLUX.1
Stable Diffusion の元開発者たちが独立して公開。手元で動かせる画像生成の新しい定番になった。
6月
- 文章登場Anthropic
Claude 3.5 Sonnet — 作ったものがその場で動く
中位の値段で最上位の Opus を上回った。書いたプログラムや図をその場で表示する「Artifacts」も登場し、プログラミングでの評価がここから高まった。 - 動画登場Runway
Gen-3 Alpha
映像制作の現場向けの動画生成として、品質が大きく上がった。 - 動画登場Luma AI
Dream Machine 公開
誰でもすぐ試せる動画生成として話題になった。 - 動画登場Kuaishou
Kling(可霊)公開
Sora が一般公開されない中で、中国から誰でも使える高品質の動画生成が先に出てきた。
5月
- 音声登場OpenAI
GPT-4o — 声で自然に会話できる
表情のある声で間を置かずに返すデモが、映画『her』のようだと話題になった。文章・音声・画像を1つのモデルで扱う。無料プランでも使えるようになった。
4月
- 文章登場Meta
Llama 3
中身公開モデルの性能が有料モデルに迫り始めた。 - 音楽登場Udio
Udio 公開
Suno と並ぶ音楽生成として登場。6月にはレコード会社各社が Suno と Udio を著作権侵害で提訴した。
3月
- 音楽登場Suno
Suno v3 — 歌つきの曲がまるごと作れる
歌詞とボーカルまで含めた曲を数十秒で作れることが広く知られ、音楽生成が一般に広がるきっかけになった。 - 文章登場Anthropic
Claude 3(Opus / Sonnet / Haiku)
「賢い・ふつう・速い」の3段構えがここで定着した。最上位の Opus は GPT-4 を上回ると評価され、Claude の存在感が一気に増した。Opus は $15 / $75。
2月
- 動画動きOpenAI
Sora 発表 — 文章から1分の動画
文章だけで、実写と見分けがつかない最大1分の動画ができるというデモが公開され、世界中に衝撃を与えた。動画生成の競争はここから本格化した。一般公開は同じ年の12月。 - 文章登場Google
Gemini 1.5 Pro — 100万トークンを読める
Sora と同じ日の発表。本を何冊も一度に読ませられる長さが話題になり、以降「どれだけ長く読めるか」が各社の競争軸になった。 - 文章動きGoogle
Bard を Gemini へ改名
サービス名とモデル名を Gemini に揃えて仕切り直した。
202314件
この年の空気各社がいっせいにチャットAIを出した年。GPT-4、Claude、Bard、Llama、Grok、Gemini と、いまの主要な名前がこの1年でほぼ出そろった。ChatGPT は2か月で1億人に届き、年末には OpenAI の CEO 解任騒動も起きた。
12月
- 文章登場Google
Gemini 1.0 — 文章・画像・音声・動画をいっしょに学習
4月に Google Brain と DeepMind を統合して作った最初のモデル。いまの「なんでも入力できる」流れを先取りした設計だった。
11月
- 文章動きOpenAI
サム・アルトマン CEO の解任騒動
取締役会が突然 CEO を解任し、社員の大半が辞職を示唆する事態に。5日後に復帰した。AIの安全性と事業化をめぐる対立が表に出た出来事として記憶されている。 - 文章登場OpenAI
初の DevDay — GPT-4 Turbo と GPTs
自分用の ChatGPT を作れる「GPTs」を発表。GPT-4 Turbo は128Kトークンを読めて、値段は GPT-4 の約3分の1になった。 - 文章登場xAI
Grok 公開
同じ年の3月にイーロン・マスク氏が設立した xAI の最初のAI。X(旧Twitter)と一体で設計されている。
9月
- 画像登場OpenAI
DALL·E 3 発表 — ChatGPT の中で絵が描けるように
10月から ChatGPT の中で使えるようになり、文章で頼むだけで画像が出てくる体験が一般に広がった。
7月
- 文章登場Meta
Llama 2 — 商用でも使える中身公開モデル
Microsoft と組んで公開。企業が自社で動かせる選択肢として広く使われた。 - 文章登場Anthropic
Claude 2 — 誰でも使えるように
ここから一般の利用者も Claude を使えるようになった。
3月
- 文章登場Google
Bard 公開
2月の発表時のデモで誤った回答を出し、親会社の時価総額が約1000億ドル下がるという苦い立ち上がりだった。3月21日に米英で利用開始。 - 画像登場Midjourney
Midjourney V5 — 写真と見分けがつかない
写実性が大きく上がり、同じ月には「白いダウンジャケットを着たローマ教皇」の偽画像が世界中で拡散した。AI画像の真偽が社会問題として意識され始めた。 - 文章登場Anthropic
最初の Claude 公開
当初は承認された一部の利用者だけが使える形だった。OpenAI 出身のメンバーが立ち上げた会社で、安全性を前に出す姿勢が一貫している。 - 文章登場OpenAI
GPT-4 公開
最初の Claude と同じ日。司法試験の模擬問題で上位10%に入るなど、能力の飛躍が話題になった。画像も読める。API は $30 / $60(100万トークンあたり、8K版)と、いまから見ればかなり高かった。
2月
- 文章登場Meta
LLaMA 公開 — 手元で動くAIの時代が始まる
研究者向けに公開された重みが間もなく流出し、個人のパソコンで大規模言語モデルを動かす動きが一気に広がった。オープンウェイト(中身公開)の流れの起点。 - 文章登場Microsoft
Bing Chat(新しい Bing)発表
検索に GPT-4 系のチャットを組み込んだ。Google への挑戦として大きく報じられ、翌日の Bard のつまずきと対比された。
1月
- 文章動きOpenAI
ChatGPT の利用者が1億人に — 史上最速
公開から約2か月での到達と報じられ、当時「史上もっとも速く広まったアプリ」と言われた。
20224件
この年の空気画像生成の夏と、ChatGPT の冬。夏に Midjourney と Stable Diffusion が誰でも使えるようになり、11月に ChatGPT(GPT-3.5)が出た。「AIと話す」「AIが絵を描く」が、一般の人の言葉になった年。
11月
- 文章登場OpenAI
ChatGPT 公開(GPT-3.5)— いまの生成AIブームの出発点
中身は GPT-3.5。技術そのものは以前からあったが、「チャット画面で話しかければいい」という形にしたことで、一般の人がAIに触れるきっかけになった。公開から5日で利用者100万人。
8月
- 画像登場Stability AI
Stable Diffusion 公開 — 画像生成が手元のパソコンで動くようになった
誰でも自分のパソコンで画像生成を動かせるようにしたことが、この分野を一気に広げた。派生モデルや追加学習の文化もここから生まれた。
7月
- 画像登場Midjourney
Midjourney がオープンβに — Discord で誰でも使えるように
チャットアプリ Discord に文章を書き込むと絵が返ってくる、という使い方で一気に広がった。翌月の Stable Diffusion と合わせて、2022年の夏は「画像生成の夏」になった。9月には米国の美術コンテストで Midjourney で作った作品が1位を取り、「AIの絵は芸術か」という議論が起きた。
4月
- 画像登場OpenAI
DALL·E 2 発表
文章から写真のような画像を作るAIとして話題に。当初は順番待ちの招待制だった。

この年表を書いている人
一般社団法人フォースプレイス代表理事の、四ヶ所伸一(ヨンサン)です。大阪で、生成AIの講座や個人向けのAI相談、不登校支援をしています。流れの速いAIの世界を、あとから振り返れる形で残しておきたくて、この年表を続けています。
日々の使い方や気づきは note に、まとまった考えは Substack に書いています。
